書き方の注意点
弔辞の書き方の注意点です。
できるだけ魅力的なエピソードを盛り込んだ下書きを書いたら、続いて推敲の段階に入ります。
弔辞を書く際に重要なのは原稿の分量です。自分に割り当てられた時間を、あらかじめ葬儀社の世話役や進行役に確認しておきます。
普通のスピーチでは、400字詰原稿用紙1枚を読むのに1分程度の感覚ですが、弔辞ではもっとゆっくりと間をとったほうがよいので、1分間300文字程度を目安にするとよいでしょう。
そしてもうひとつ、弔辞の書き方で注意が必要なのは忌み言葉です。
仏事では全般的に、「重ね重ね」「たびたび」「くれぐれも」「いよいよ」「しばしば」「ますます」「再三再四」など繰り返しの言葉は、 不幸が続くことを連想させるため忌み言葉として使用するのが避けられています。「九」や「四」はそれぞれ「苦しむ」と「死」を連想させるため、これも忌み言葉として弔辞に書くのは避けます。
また直接的に「死」を表すような言葉も忌み言葉ですので「逝去」「他界」「永眠」などと言い換えます。 このほかでは、「急死」を「急逝」、「若死」を「夭折」などと言い換えるようにします。
また宗教によっては、言い換えの言葉が異なりますのでこれも注意が必要です。
たとえば仏教では死を「往生」「成仏」と言いますが、 神道では、「帰幽」、キリスト教では「召天」と言い換えますので、弔辞の書き方として覚えておくとよいでしょう。